2019/10/15
この度の台風19号により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
体調を崩されている被災者の方もいらっしゃると思います。道具が無くてもツボを使えば自分も周りも元気になります。
私も所属する日本鍼灸師会では、「ツボ セルフケア ハンドブック」を作成しており、以下はその引用です。
ツボを刺激すると、内臓の動きが活発になることは研究で証明されています。
☆押してイタ気持ちいい程度の強さで、患者さんの呼吸に合わせて、1つのツボで1分程度押します。
・首や肩のこり「肩井、曲池、天柱」
・頭痛「列缺、風池、合谷」
・腰痛「腰腿点、腎兪、委中」
・膝痛「血海、足三里、委中」
・イライラする「内関、膻中、関元」
・眠れない「神門、百会、復溜」
・胃の不調「魚際、足三里、中脘」
・便秘「三陽絡、大腸兪、神門」
・トイレが近い「中渚、次髎、腎兪」
・月経トラブル「三陰交、中極、腎兪」
※注意事項:空腹時 食後 飲酒時(内臓活動に影響)、高熱(×)、皮膚の異常(×)、妊婦(妊娠初期と体位に注意)、幼児と高齢者(強刺激注意)、糖尿病(医師に相談)、刺激中の変調不調(鍼灸師・医師に相談)
※水分補給と程度な運動も必要です。
※長時間同じ姿勢を続けていると、下半身がむくんだり、ふくらはぎに痛みやしびれがでることがあります。これはエコノミークラス症候群の症状でもあり、血栓が詰まり呼吸困難や動機など重篤な症状につながりかねません。足首を上下に曲げる、足首を回す、足の指を曲げ伸ばし、ふくらはぎのマッサージなどで予防しましょう。
◎ツボの場所やその他の症状は、せんねん灸のホームページで公開されている「つらいときはこんなツボ せんねん灸ツボブック」 https://www.sennenq.co.jp/knowledge/tubobook/ を参考にされると良いです。