2019/10/30
鍼灸治療の受付から治療までの流れをご説明いたします。
・問診表に記入して頂きます。(初診)。
・受付カウンターで診察券を出します(再診)。
・診察室での問診
妊婦さんの場合
東洋医学の診察法である望聞問切の四診法で行います。
診察では、舌や、脈や、お腹や、背中を拝見して身体の状態を診ていきます。
そして、問診(医療面接)では、現在の症状とは直接関係のないような体の調子についても伺うことがあります。人はそれぞれ生まれ育った生活環境や、現在の生活パターンが異なるからです。からだや心の状態は、様々な所から読み取っていきます。
腹診をして切経との関係を診ます
これらの情報を脈で確認します
着替えて治療室へ
更衣室にて患者着に着替えをして頂き、治療室へ移ります。
四診法で情報を総合的に判断し、証と適応側を決定します。(証は、病気の名前というわけではありません。東洋医学独特の概念で、患者の全身の状態を表すものです。)
証を決めることにより、その患者の状態に応じた治療方針を立てます。
治療(本治法)
消毒します。施術(刺鍼)します。経絡治療で本治法を行います(本治法では鍼管を用いません)。
標治法では施灸も行います。
治療(標治法・補助療法)
症状により目的に沿った標地法・補助療法を行います。
安産灸の施術の場合、胎児の重さで肩こりや腰痛が生じている場合は、それも治します。
仕上げの鍼
経絡の流れを良くする全体調整を行います。
検脈を行います。
問題がなければ、仕上げの鍼をして終了です。